通い路

ひとりになれる居場所です。

そんなときもある。

 

そんなときもある。

そんなときもあるから…と

心の中で自分に言い聞かせて

一生懸命落ち着こうとする。

 

日常のちょっとした変化や

突発できな出来事に弱いこと、

弱いこと。

 

朝のゴミ出し後

ご近所との立ち話、数分。

その小さなコミュニティーの中でも

『あぁ…誰しも何かを抱えて生きている』

が、一瞬が垣間見える。

大なり小なり。

大丈夫、そんなときもある。

そんなときもあるだけ。

長い人生の流れの中での

たった一つの出来事。

 

 

 

余白

 

空はいつも違う顔。

 

いくつもいくつもあったSNSのアカウントを

必要なものだけ残してあとは全部

消した。

 

なかなかゼロにはなりきれない

承認欲求。

それでもすっきりした。

気持ちに余白ができた分

なにか違うものを感じられたら

いいのかな。

 

 

 

10月1日。

10月1日という日。

大切な大切な人が

空へ旅立った日。

その長いような短いような

よく分からなかった日を思いながら

録画していたドラマを

一気に見た今日、10月1日。

あの日も

こんな空…だったかな。

見終えてしまったドラマが心に残り

ちょっとさびしい。

 

ひとり時間


急にできたひとりの時間。

他所からすれば気ままな仕事

引退することも

ぼちぼち視野に入れる年頃。

たどり着いたここに

時間を共にするような他人はなく

いずれたっぷりのひとりの時間を

淋しいと思うのか。

ほっとするだろうか。